優しさ
あふれでたのは やさしさだった 奈良少年刑務所 絵本と詩の教室
- 作者:寮 美千子
- 発売日: 2018/12/03
- メディア: 新書
わたしは、昔から優しい優しいと言われます。
自分ではわかりませんが。
優しいのかな?
かっこいい、優しい、筋肉モリモリ、最高やん。
自分でかっこいいとか思ってんのかって思うかもしれませんが。
全く思ってません。
良く言われるから言ってるんで(^◇^;)
もっとかっこよくなりたいし、もっと自分磨きたいです。
かっこいいジジイになりたい。
というかわたしは
誰にでも優しくしているつもりは無く、人として当たり前の接し方のようなものは常に心に置いています。
自分の中の当たり前なので自分の考えです。
ひとを「否定しない」「バカにしない」自分という人間は底辺の糞でしょうもない人間だと思っているので、「ひとを下に見ない、下に見れない」「人の良いところを探す」「人に興味をもつ」などですかね。
人と話す時はこういったことを念頭において接するようにしています。
そして、わたしがひとを判断する上で1番重要視しているのが、「努力、衝動、傾向、性向、約束、懸命」
自らを高め続けようとしている人。前を向いている人に好意を抱き、そういうところをもとに判断しています。
そして、自分にとってかけがえのない存在の人に出会えたとき、いつもの優しさ以上に接するようにエネルギーを注ぎます。
誰にでも、そんなふうに接していたら自分の身が滅びてしまいますからね。
わたしは、ある失敗を経験するまで「優しさ」について考えたことはありませんでした。
優しいって言葉を聞くと、皆さんはポジティブなイメージを抱くと思います。
ですが、優しさにも良いものと悪いものがあります。
自分の中に二面性の自分がいるように、こういった好意や傾向やこの世に存在するものには、全て裏と表、陰と陽、メリットデメリット。
全て存在します。
それまでの私は、なんでも良いよ良いよ。
許してしまういわば「イエスマン」でした。
自分の意見もありながら、そこを抑えて相手に合わせる。
ダメな優しさですね。
結果、自分が我慢することになり、不満が募る。
そういった優しさからは何も生まれず、相手を甘やかして、結果的に自分も相手も良くない方向へと進んでしまう。
良い優しさとは、相手の意見も尊重しつつ自身の意見もしっかりと発言する。
その上でお互いの妥協点を見つけ合い、探り合いながらお互いの中間点を見つけるのが理想なのかなと。
1人だけが、嫌な思いしてもうまくいかないし、1人だけいい思いしてもうまくいかない。
良いことも、悪いこともお互いにシェアし合える関係性がいいですね。
話し合わなければ、発言しなければ相手の気持ちは伝わりません。
昔のわたしは嫌われたくない、嫌な思いをさせたくない。
そんなことから自分の意見がなかなか言えない性分でした。
結果それが優しいと言われることも。良くない優しさなのに。
優しいとはエゴなのかもしれない。
自己満足=自分が良い思いをしたからその相手は優しい人良い人なんだ!と勘違いしたり。
相手からしたら何か我慢しているのかもしれない。
普通の人はここまで考えませんよね。笑
いろんな人と出会い、いろんな経験をし、学んできて
常に色々考えます。
優しさについても常に磨いています。
甘やかす優しさは使いません。
それから優しくする相手も選びます。
その人、その人の性分なんでしょうけど、わたしはわたしと出会った人に後悔させたくないです。
わたしと出会って、嫌な想いした人は教えてください。
直してもっと良くなりたいです。
次のお話はわたしの病気ADHDについてお話します。
- 作者:ステファン・アインホルン
- 発売日: 2016/02/04
- メディア: Kindle版